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MT4で注文&決済

MT4の注文、決済方法

ここでは、XMのMT4を使って、FXの注文や決済をする手順を説明します。

FXの注文、決済方法

はじめにFXの注文、決済方法を簡単に説明したいと思います。

注文を出す価格は2種類

Ask 通貨を「買う」ときの値段
Bid 通貨を「売る」ときの値段

AskとBidの差をスプレッドといい一般的にFX業者の利益とされています。

注文方法は2通り

成行注文 市場の今の価格に任せて売買をする。 売買がすぐに成立するが、注文の直前に価格が大きく変動し想定外の売買をするリスクがある。
指値注文 価格を指定して、その価格に達したら売買をする。 指定した価格に達するまで、売買をしないリスクがある。

どちらの注文方法で持ったポジションでも、決済は成行と指値どちらでもできます。

指値には2つの注文方法

指値  現在の価格の上に売り注文、下に買い注文を出すときに使う
   現在の価格よりも高値を売りたい、安値を買いたい場合
指値  現在の価格の上に買い注文、下に売り注文を出すときに使う
   価格が上がってきたら買いたい、下がってきたら売りたい場合

成行で注文する

MT4を起動後売買したい通貨ペアのチャートを表示させて、チャート上で右クリック→[注文発注]をポイント[新規注文]をクリック。 (画面はデモ口座ドル円1時間足を使用しています。)

XMメタトレーダー4発注画面1

注文の発注画面が開くので、[成行売り]をクリック

MT4発注画面2

ロット数のおさらい

画面一番上の項目“通貨ペア”=発注する通貨ペア その次の項目“数量”=注文する単位、ロット数です。

口座種類 1ロット 0.1ロット 最小サイズ(0.01)
マイクロ口座 1000通貨 100通貨 10通貨
スタンダード口座 10万通貨 1万通貨 1000通貨
MT4発注画面3

注文の処理で[OK]をクリック

[ターミナル]の[取引]タブに売りポジションが入りました。

MT4発注画面4

補足:ワンクリックトレード

ワンクリックトレード画面では、たった一回のクリックでポジションを開くことができます。ポジションを閉じたい場合は、手動で閉じる必要があります。(ターミナル上の閉じたいポジションの上で右クリック) ワンクリックトレードを有効にするとウィンドウはチャートの左隅に表示されます。 ウィンドウを閉じたい場合はワンクリックトレード画面上で右クリック。再び[ワンクリックトレード]の項目をクリックして下さい。

ワンクリック取引発注画面

成行で決済する

ターミナルにある成行で発注した売りポジションの右端の×をクリックすると、そのポジションを閉じる(決済する)ことができます。 MT4インストール後、初めて操作すると以下のワンクリック取引同意画面がでます。これは、上記のワンクリックトレードとは違うもので、この機能を有効にするとターミナル上のポジションを閉じる場合や待機注文取消(指値で発注中の注文の取り消し)をクリック1回の操作で完了することができます。通常は2段階の手順になります。有効にしておく方が便利です。

メタトレーダー4

ターミナルの該当注文の右端×をクッリクで決済できます。

MT4ターミナル損益

指値で注文する

注文する通貨ペアのチャート上で右クリック→[注文発注]をポイント[新規注文]をクリックして“注文の発注”画面を表示させます。

MT4注文種別

“注文種別”の[成行注文]をクリックするとメニューがプルダウンするので、[指値または逆指値注文(新規注文)]の項目をクリックして選びます。

MT4発注画面

指値注文の種類

Buy Limit 指値買い Ask値より下に買い注文
Sell Limit 指値売り Bid値より上に売り注文
Buy Stop 指値買い Ask値より上に買い注文
Sell Stop 指値売り Bid値より下に売り注文

注文したい価格に合わせて選びます。現在値と整合性がないと注文が通りませんので気をつけて下さい

メタトレーダー4

“価格”欄を入力して[送信]をクリックします。

ストップレベルの確認

“現在価格から40ポイント圏内の注文は発注できません”とは 気配値近辺に注文が殺到し、サーバーに負荷がかかるのを防ぐため、通貨ペア毎にストップレベルが設けられています。(どちらのFX業者でも設けられています。)XMのドル円では、40ポイント=4銭です。ポイントとは、通貨の最小単位でドル円は小数点以下第3位までなので、1ポイント=0.1銭になります。 売り買い注文ともそれぞれ、AskとBidから40ポイント離して下さい。という意味なので、注文が通りませんという時は、こちらを見直してみて下さい。

メタトレーダー4

注文の変更または取消

待機注文の取消は、ターミナルの取り消したい注文右端の×をクリックすることで実現します。

注文を変更(決済や損切りを設定したり、その値を変更する場合)したい場合は、ターミナルにある該当する注文を選んで右クリック

メタトレーダー4

ウィンドウの[注文変更または取り消し]から変更します。

メタトレーダー4

IFDOCO注文をする

新規注文を現在の気配値から上がったら売る、下がったら買うなどのように、もし動いたらポジションを持つ指値注文を出すことをIFD注文といいます。、同時に利益確定価格と損失確定価格を設定することをOCO注文といいます。MT4では特に手順を変えなくても、注文の発注画面で価格を入力するだけで簡単に実現することができます。 例えば、現在のAsk値が121円のドル円を120円80銭になったら買い121円50銭になったら利益確定の売りを出すことにして、もしも思惑がはずれて120円50銭になったら、損失確定したい場合はこのようになります。

メタトレーダー4
  1. Ask値をもとに、40ポイント離して[価格]を決め
  2. “注文種別”で[Buy Limit]を選択
  3. “数量”で売買するロット数を入力して
  4. “決済逆指値(S/L)”に損失確定の価格を入力
  5. “決済指値(T/P)”に利益確定の価格を入力
  6. 有効期限を決める場合は、チェックを入れて
  7. [送信]をクリックします。
メタトレーダー4

ターミナルに利確と損切りの入った新規指値買い注文が待機注文として入りました。 (上段の注文は新規指値の売り注文で、S/LとT/Pの価格がありません)

IFD(OCO)注文を同じ価格で繰り返すことをリピートイフダンといい、一定幅に複数のリピートイフダンを設定することをトラップリピートイフダン(トラリピ)といいます。(損失確定は入れない場合が多く、想定したレンジ内は利益確定のみで、レンジをブレイクした場合速やかに全決済してポジションを片付けるのが定番です。) トラリピはMT4の機能である自動売買(エキスパートアドバイザー)で行います。

S/LとT/Pとは

S/L Stop Loss(ストップロス) 損切り値を設定すること
T/P Take Profit(テイクプロフィット) 利確値を設定すること

S/LとT/Pを設定するということは、どちらかの注文が約定するまで両方の注文が有効状態で、どちらか一方の注文が約定した時点でもう片方の注文が自動的にキャンセルになるということです。

メタトレーダー4

チャート画面上に破線で表示されています。

オフラインになったら

MT4の代名詞である自動売買システムは、エキスパートアドバイザーを常時起動させておくものなので、MT4を閉じたりログオフすると機能しなくなりますが、ターミナルの保有ポジションと待機注文は、MT4を閉じたりログオフしてもシステムに保存されています。(トレーリングストップを除く) 1度サーバーに出した注文は執行されますので、MT4をログオフ、PCの電源を切っても大丈夫です。EAで自動売買システムを稼働中は、MT4をログオフしたり閉じたりすると自動売買ができなくなります。